ジーエヌアイグループについて
ビジネスモデル・事業概要
ビジネスモデル
- 中国を拠点に新薬探索・臨床開発から製造、販売まで一貫した事業活動を行う
- 中国でのコスト優位性を生かし、より早期に新薬の承認を取得し中国市場にて販売
- 中国から他地域に新薬販売を広げ、ライセンス・イン/アウト、共同開発契約を通じて国際市場にてさらに幅広く事業を展開する
事業概要
ジーエヌアイグループの事業概要
当社グループは、アジアに患者の多い疾患を適応症とした複数の創薬候補化合物をパイプラインに持ち、先端バイオ技術を活用して新薬探索・臨床開発から製造、販売まで一貫した事業活動を行っております。自社グループの研究により開発された創薬候補物をもって開発パイプラインを充実させると同時に、その一部を外部製薬企業にも共同研究を通じて提供し、さらなる価値創造につなげています。
当社の連結子会社である上海ジェノミクス有限公司、GNI-EPS (HONG KONG) Holdings Ltd.、GNI-EPS Pharmaceuticals, Inc、北京コンチネント薬業有限公司並びに上海ジェノミクステクノロジー有限公司は、中国における臨床試験、医薬品の開発並びに製造販売、抗体製造販売、創薬関連の研究受託等を行っています。
ジーエヌアイグループの特色
- 複数の創薬候補化合物を有し、日本や中国などのアジアに患者の多い疾患をターゲットにした治療薬を開発していること
- 中国に自社の製薬工場を持つことで、新薬探索・臨床開発から製造販売まで一貫した事業活動を行っていること
ジーエヌアイグループの創薬活動
当社グループの手がける事業は、以下の3つの創薬活動から成り立っております。
創薬研究活動
当社グループが独自に(もしくは外部の製薬企業との共同研究を通じて)、先端バイオ技術を活用して、ターゲット遺伝子または既存化合物の作用機序(作用のメカニズム)の解明や未知遺伝子に関する機能推定などを行う活動。
創薬インフラ活動
当社グループが独自に(もしくは外部の製薬企業との共同研究を通じて)、各種実証実験や前臨床試験などを実施する活動。
基本創薬活動
当社グループが独自に開発した(もしくは外部からライセンスを受けた)創薬候補化合物等の臨床試験を実施し、医薬品としての承認を受け、製造及び販売を企画実行する活動。
ジーエヌアイグループの創薬アプローチ
当社グループは、前記3つの創薬活動において、「自社研究開発」と「共同研究開発」の2つのアプローチを取っております。そのアプローチは、下図に示した通り、(A)ターゲット探索・実証段階、(B)化合物探索・最適化段階、(C)前臨床試験段階、(D)臨床試験段階、(E)製造販売段階の5つに分けられます。
自社グループにおける研究開発では、図の(A)のターゲット探索・実証段階から図の(D)の臨床試験段階までを一貫して当社グループで実現しております。また、医薬品としての承認を受けたIPF治療薬であるアイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)の(E)製造販売を実現するために北京コンチネント薬業有限公司を子会社とし、2013年2月に製造販売許可を申請、12月当該許可を取得し、2014年2月より販売開始致しました。
共同研究開発では、(A)のターゲット探索・実証段階での活動に強みがあります。中国において先端バイオ技術を活用し、国際的な大手製薬会社との研究プロジェクトを行っております。
※点線で囲まれた項目については、すでに活動を行っておりますが、欧米での成約等の実績はありません。