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ピルフェニドンに関する記事が、ネイチャードットコム・サイエンティフィック・レポートに掲載されました。
ピルフェニドンは間質性肺疾患(CTD-ILD)の一種である亜急性型皮膚筋炎患者の生存率を改善
この度、ネイチャーパブリッシングコーポレーションのオープンアクセス版であるネイチャードットコム・サイエンティフィック・レポートに、上海仁済病院のDr. Shuang Yeを中心とするグループが行った臨床試験結果が発表されました。このオープンラベル研究によれば、ピルフェニドンが皮膚筋炎患者(罹病期間が3~6ヶ月)の生存率を増加させることが判明しました。ピルフェニドンを摂取した患者群の生存率は90%であった一方、対照群の生存率は44.4%でありました。この生存率の差は、統計的に有意なものといえます。この治験において使用されたピルフェニドン(アイスーリュイ)は、株式会社ジーエヌアイグループの連結子会社である北京コンチネント薬業有限公司が提供したものです。http://www.nature.com/articles/srep33226
株式会社ジーエヌアイグループのCEOであるイン・ルオ博士は、「この結果は、当社がピルフェニドンの皮膚筋炎および強皮症についての第3相臨床試験の治験計画を作成するに当たり、良い指針となるものです。ピルフェニドンは、これらの難治性疾患の患者に新たな希望を提供する可能性があります」と述べています。