サステナビリティ/ESGへの取り組み

人権の尊重

ジーエヌアイグループ（以下「当社グループ」）は、基本理念として「患者の皆様に新たな希望を」を掲げ、新薬を世界中の患者の皆さまにお届けするという使命を実現するために、医薬の事業分野において、高度な技術とユニークな視点で独自の研究を進め、製品を開発・提供するにあたり、公正かつ自由な競争の下、自律的で責任ある行動を通じて、持続可能な社会の形成に向けた取り組みを進めています。 世界中でさまざまなビジネスを展開するに当たって、人権の尊重は重要な要素であると考えています。
当社グループは、「世界人権宣言」、「労働における基本的原則及び権利に関する国際労働機関（ILO）宣言」、「国連グローバル・コンパクト」等の人権に関する国際行動規範を踏まえ、人権の尊重において企業としての社会的責任を果たし、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

人権に対する基本的な考え方

当社グループ人権基本方針（以下、本方針）は、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に準拠し策定されています。本方針は、当社グループがステークホルダーに対する人権尊重の責任を果たすために、当社グループの経営理念・ビジョン・価値観・行動規範ならびに関連する社内方針・規定等に基づく人権尊重の取り組みを約束するものです。 また、人権擁護者に対する脅威、脅迫、攻撃（物理的および法的）を容認しない、またはそれに加担しないことを約束します。そして、人権尊重の取り組みにあたっては、以下に掲げる人権に関する国際規範を支持し、尊重します。

 

ダイバーシティ

当社グループでは、多くの女性社員が活躍しており、全社員に占める女性社員の割合も高い水準にあります（女性社員の割合：2023年度53％）。
ジェンダーを問わず意欲と能力にあふれる人材が活き活きと働くことを応援するため、安心して働きやすい環境づくりに努めています。

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また、2024年に子会社であるBerkeley Advanced Biomaterials LLC及びBerkeley Biologics LLCを含むメドテック（生体材料）グループの女性CEOとして、ダニエル・ケリー氏が就任いたしました。

 

品質への取り組み

当社グループは、製薬事業において中国のISO14001環境マネジメントシステム規格の認証を取得しており、会社から発生する廃棄物処理と有害排出物の削減を目指して、環境保護のための継続的な支出を行っています。 

また、創薬事業において「水保全管理規則および規制」を策定しました。このシステムは、水資源の利用率を向上させるだけでなく、各部門および個人の節水責任を明確にし、不要な廃棄物の削減に取り組み、違反を効果的に管理します。節水機器・技術を積極的に推進し、従業員の節水意識教育を強化するとともに、節水効果を正確に評価するための水使用量モニタリングシステムを導入しています。これらの対策は、水コストを効果的に制御するだけでなく、廃水排出量を大幅に削減し、環境保護と水資源の持続可能な利用に積極的に貢献しています。

メドテック事業においては、子会社であるBerkeley Advanced Biomaterials LLCは医療機器産業における品質マネジメントのための国際規格認証（ISO13485：2016認証）を保有し、より安全な生体材料を提供しております。

 

社会貢献活動

当社グループは2024年８月に経団連に加盟し経はESGの推進を通じてより社会的責任を果たし、創薬・製薬業界及び日本経済の成長に貢献していくことを目指します。

子会社である北京コンチネントは中国NPO（非営利団体）へアイスーリュイ（肺線維症治療薬）を毎年寄贈しております。

また2020年２月、新型コロナウイルス流行に伴いマスクとハンドクリーナーを中国・武漢地域に寄付いたました。