ジーエヌアイグループについて

代表メッセージ


当社の使命は新薬をアジアならびに世界中の患者の皆さまにお届けすることです

− 人命救助の薬剤をアジアを中心に世界中の患者の皆さまにお届けすることが当社の使命 −

当社は2001年に米国法人Gene Networks, Inc.(2008年清算)の日本法人として創業し、若手科学者の小さなチームによる遺伝子解析の基礎研究からスタートしました。その後、2007年に東京証券取引所マザーズに上場し、2014年に新薬を上市することで本格的な製薬会社へと発展して参りました。当社グループは世界有数の経済大国である中国、日本に経営基盤を置き、中国に自社の製薬工場を持つことで、新薬探索・臨床開発から製造販売まで一貫した事業活動を行っております。これはバイオテック業界の中では極めて珍しいことといえます。

私がコネチカット大学ヘルスセンターでキャリアをスタートした時、すべての人にとって「健康」が最大の望みであると感じました。そのため、ライフサイエンスを通じて、様々な病気に苦しむ多くの患者の皆さまの希望を叶えたいとの信念を持ちました。当社グループは、中国において特発性肺線維症患者に対する現時点で唯一の承認薬であるアイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)を中国において提供しております。このことで多くの方の健康に寄与でき、私ひいては当社グループにとって、ひとつの夢を実現させたと信じております。

しかしながら、世界の製薬産業は日進月歩の業界であり、当社グループも過去の成果に甘んじているわけにはいかず、引き続き新薬開発に注力し、新ビジネスモデルを採用すると共に、新たな方向性を探っていく必要があると考えております。中でも、肝臓、腎臓、及び白血病患者の皆さまに対して新薬をお届けすることを今後の新しい目標としております。

かつて、世界のバイオテック産業は医療制度改革、薬剤開発費の上昇、財務危機又は繰り返される法改正等に遭遇して参りました。しかし、私は、創業当初に抱いた信念をもって、当社グループの戦略を着実に実行した先には、小さな多国籍企業から、将来的に真の多国籍グループ企業に成長し、当社グループの新薬が世界中の人々の希望を叶える日が必ず来るものと信じております。
何卒、当社グループの新たな進展を引き続きお見守り頂き、今後とも寛容に、ご支援を賜ります様お願い申し上げます。

取締役・代表執行役社長兼 CEO
イン・ルオ(Ying Luo)